ナーシングラッグ誕生物語
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ナーシングラッグへの想い
ナーシングラッグは、日本において、平成元年に誕生しました。弊社はナーシングラッグを介護や医療の現場にお届けしたいという願いを込めて創業しました。
株式会社ウィズはナーシングラッグと共に生まれた会社です。ナーシングラッグはオーストラリアの最高級の羊毛を使用して、介護を必要とされる方や医療の現場において床ずれ予防や快適な睡眠をもたらしてくれるとても優れた製品です。この製品を一人でも多くの方にお届けしたい、それは私たちの願いです。そのナーシングラッグが生まれるまでの物語をご紹介します。
株式会社ウィズはナーシングラッグと共に生まれた会社です。ナーシングラッグはオーストラリアの最高級の羊毛を使用して、介護を必要とされる方や医療の現場において床ずれ予防や快適な睡眠をもたらしてくれるとても優れた製品です。この製品を一人でも多くの方にお届けしたい、それは私たちの願いです。そのナーシングラッグが生まれるまでの物語をご紹介します。

ナーシングラッグへの想い創業者・記虎孝年
メディカルシープスキンとの出会い
弊社は、平成元年1月9日に創業しました。
昭和の時代が過ぎ、平成の時代が始まった、まさにその時でした。それまでは別の仕事を行っていた私でしたが、1988年の年末に、ニュージーランドからメディカルシープスキン(最高級の医療用ムートン)を輸入しないかという話がありました。
メディカルシープスキンは、床ずれ防止に使われている羊の毛皮でできた製品で、欧米ではスタンダードなものです。しかし、まだ日本では普及はしておりませんでした。日本では羊の毛皮はシープスキンというより、ムートンと呼ぶほうが馴染み深いかもしれません。
欧米での毛皮の文化は古く、紀元前300年に医学の父と言われるヒポクラテスが、獣毛の上に寝ることによって、最高の安眠ができるといっています。そのころには、既に毛皮の文化があったと推測されます。
現在でもその文化は引き継がれ、羊の毛皮は、欧米では医療看護用としても使われています。
昭和の時代が過ぎ、平成の時代が始まった、まさにその時でした。それまでは別の仕事を行っていた私でしたが、1988年の年末に、ニュージーランドからメディカルシープスキン(最高級の医療用ムートン)を輸入しないかという話がありました。
メディカルシープスキンは、床ずれ防止に使われている羊の毛皮でできた製品で、欧米ではスタンダードなものです。しかし、まだ日本では普及はしておりませんでした。日本では羊の毛皮はシープスキンというより、ムートンと呼ぶほうが馴染み深いかもしれません。
欧米での毛皮の文化は古く、紀元前300年に医学の父と言われるヒポクラテスが、獣毛の上に寝ることによって、最高の安眠ができるといっています。そのころには、既に毛皮の文化があったと推測されます。
現在でもその文化は引き継がれ、羊の毛皮は、欧米では医療看護用としても使われています。

メディカル・シープスキンに出会った頃
羊の毛皮の特徴
羊の毛皮の持っている特徴を簡単に説明しますと、まず第1に密度の濃い羊毛は体重の圧迫を分散します。
第2に羊毛の毛面には空気が多く含まれていてその繊維自体が温度と湿度を一定に保つ性質を持っています。
吸湿性にも優れ、木綿の1.7倍、ポリエステルの40倍もあります。
第3に羊毛の繊維一本一本で体を支えているため皮膚が引っ張られることが少ないので、摩擦を軽減します。
そんな理由で、床ずれの防止や看護、寝具として使われています。日本でも、毛皮の文化というのは一部であるとは思いますが、あまり馴染みはりません。
第2に羊毛の毛面には空気が多く含まれていてその繊維自体が温度と湿度を一定に保つ性質を持っています。
吸湿性にも優れ、木綿の1.7倍、ポリエステルの40倍もあります。
第3に羊毛の繊維一本一本で体を支えているため皮膚が引っ張られることが少ないので、摩擦を軽減します。
そんな理由で、床ずれの防止や看護、寝具として使われています。日本でも、毛皮の文化というのは一部であるとは思いますが、あまり馴染みはりません。

ナーシングラッグ
高齢者や障害のある方々のためにできること
では、なぜ取り扱うことになったかといいますと、実は私、学生時代に障がい者の方々の人権擁護のための市民運動の一員として活動をしておりました。
当時、差別や蔑視などいろいろと壁があったように思います。大学卒業後、今までやってきた活動とは全く関係のない金融関係の会社に就職しました。その後、1987年3月に会社を退職し、起業しました。当時28歳でした。自宅を事務所にして、いろいろと商売をやっていたのですが、社会経験が少ないにも関わらず、おごりもあったので、なかなかうまくいかず、迷いもあり、納得できる仕事はできませんでした。
当時、差別や蔑視などいろいろと壁があったように思います。大学卒業後、今までやってきた活動とは全く関係のない金融関係の会社に就職しました。その後、1987年3月に会社を退職し、起業しました。当時28歳でした。自宅を事務所にして、いろいろと商売をやっていたのですが、社会経験が少ないにも関わらず、おごりもあったので、なかなかうまくいかず、迷いもあり、納得できる仕事はできませんでした。
そんなときに、友人の紹介で、床ずれ防止の羊の毛皮の輸入代理店をしないかという話が舞い込んできたのです。その時、心に湧いてきたのが「やっぱり俺は金儲けには向いていない、これからは地域の障害のある方や、高齢者の方々に喜んでいただけたらいい。そんな仕事をしよう!」という想いでした。
障害があったり、何かの理由で寝たきりになってしまわれた方々に、緑いっぱいの大自然で育った羊の毛皮の上に寝ていただいて、床ずれ防止はもちろんですが、行動範囲が限られた不自由な生活でも、その毛皮に触れることによって、大自然の壮大さやその開放感を味わっていただきたい、そう想いました。
障害があったり、何かの理由で寝たきりになってしまわれた方々に、緑いっぱいの大自然で育った羊の毛皮の上に寝ていただいて、床ずれ防止はもちろんですが、行動範囲が限られた不自由な生活でも、その毛皮に触れることによって、大自然の壮大さやその開放感を味わっていただきたい、そう想いました。

ナーシングラッグの誕生
そして平成の時代が始まった翌日、心機一転、新たにスタートするために平成元年1月9日に株式会社ウィズを立ち上げ、メディカルシープスキンを輸入することにしたのです。
そして、その毛皮をナーシングラッグと名付けました。
私たちはこのナーシングラッグを通じて、一人でも多くの方のサポートをさせていただきたいと願っています。ナーシングラッグには私たちの願いがいっぱい、詰まっています。
ぜひ、ナーシングラッグに一度は触れてください。
そして、その毛皮をナーシングラッグと名付けました。
私たちはこのナーシングラッグを通じて、一人でも多くの方のサポートをさせていただきたいと願っています。ナーシングラッグには私たちの願いがいっぱい、詰まっています。
ぜひ、ナーシングラッグに一度は触れてください。
株式会社ウィズ
代表取締役 記虎孝年
代表取締役 記虎孝年

発売当初のカタログ